2019年7月23日火曜日

7月23日




梅雨明けの兆し

それはそれで 暑い



今日も看護師さんの日だったので
父のわがまま放題について聞いてみたら
水類が飲めないと言うときには
無理に飲ませなくて良い
とのことだった

丸一日くらいなら大丈夫だと

それより室温など外の環境を
整えたら良いとのこと

そうか 飲ませることばかりに
一生懸命になり
他にも解決策があることが
見えなくなってしまった


責任を感じて
一生懸命になり過ぎると
見えなくなってしまうことがある

その上一生懸命の裏側に
被害者意識や
めんどくさい気持ちがあると
自分がやってることを
正当化してしまう

めんどくさいのにがんばってるんだから
こんなにがんばってる私はえらい
そして
受け入れられない私かわいそう
となる

そんなんじゃあ
相手の気持ちはわからないし
ただでさえしんどい思いをしてる相手も
たまったもんじゃない


ひとのお世話をするって
良いことばかりじゃないけど

めんどくさいことになったときが
大事なときなんだよな


2019年7月22日月曜日

7月22日




昨日は父が寝ていたし
最近食べてばかりで運動不足なので
散歩に行こうと電車に乗って
北鎌倉の明月院へ

暑くて家を出るのが遅過ぎて
着いたらもう閉まってた

閉まってたから入り口もわからず
どんどん奥まで歩いていってしまって
良いウォーキングになった

帰り道に円覚寺にも寄って

せっかく鎌倉に住んでて
その上暇なのだから
散歩がてら観光してみるのも良いな




久しぶりに飲まず食わずで眠り続ける父
私が寝る時間になっても起きてこないので
起こして経口補水液を飲ませようとすると
嫌だ 飲めない とゴネてきた

経口補水液も飲めないし
ゼリー状になったものを飲めないと言う

聞いていると
ただのわがまま放題だ


自分の感情だけで生きてるひとに
付き合ってられない
と思う

父がそれで良いなら
放っておきたいのに
それができないもどかしさ
ああ めんどくさい

自分以外のことに
責任を持たないといけないなんて
めんどくさい

社長になるとか
何が良いんだろうな
めんどくさい以上の良いことがあるのだろうか



2019年7月19日金曜日

7月19日




今日も朝から苦しがる父

もうこれで最後かも。。
と言うので
それはないわ。。
と返すと
わははと笑ってくれるようになった


こんなにムシムシしてるのだもの
健康なひとでも息苦しい

外は強い日差しと共に
雨が降っている
村のおかあさん達が
狐の嫁入りやと言っていたやつだ


天気予報では
来週には梅雨明け

今年は冷夏だそうで
喜んでいてはいけないことも
あるのだと思うけど
去年の夏が厳しかったので
冷夏くらいがありがたい


夏は遊んじゃおうと思ってたけど
いざ夏になってみると
散歩に出るのも夕方になってから

父と一緒に家で大人しくしてるのが
ちょうど良いくらいだな


2019年7月16日火曜日

7月16日




きっと母の好みだったんだと思うけど
なぜかうちにはいつもソテツが植えてある

ソテツは恐竜時代から地球を見てきた
生きた化石らしい

そんなソテツの花が咲いた





今日は看護師さんの日

夜も眠らず今朝まで
幻視のお付き合いで忙しくしていた父は
看護師さんが来る頃には撃沈

血圧計ろうが着替えようが
うんともすんとも言わずに寝ていた


それでも看護師さんは
やさしく声をかけ続ける

父が眠っていても
記憶に残らなくても

1時間の間に
やることを見つけて
できること全部やって
電動自転車に乗って
帰っていく


2019年7月14日日曜日

7月14日




今日は朝から苦しがって
ごはんが食べられないと言う父

前に弟の奥さんから
父がたい焼きをひとつペロリと食べた
と聞いたのを思い出して
それ以来食べさせてないし
喜ぶかな と
近くのスーパーで買ってきた


たい焼きを渡すと
半分私に分けてくれると言うものの
食べれるだけ食べていいよ
と伝えたら
やっぱりペロリと全部食べた

ここ最近の父にとっては
一番ボリューミーな食べ物だ


食べたいものを思いっきり食べるのは
久しぶりなんじゃないかな

それが大好きな甘いものなんて
とっても幸せだったろう

夜ごはんを食べてくれないことも
容易に予想できるけど
たまにはそういうのも良いよね


甘党の私が介護してるのだから
しょうがない

私も久しぶりのたい焼き
おいしかった🐟


2019年7月13日土曜日

7月13日




今日は1日曇りの予報だったのに
夕方から雨が降り始めた

自転車でバイトに行ったケンチャンは
びっちょり濡れ鼠で帰ってくる

お風呂を入れといてあげようかな





梅雨は元気なひとも
からだがだるかったりするくらいで
父もずっとだるそうにしてるけど

その代わりなのかどうなのか
波が緩やかで 幻視が強く出てこない
ごはんも三食それなりに食べている
丸一日寝込むことが
梅雨に入ってから減っている


でもこないだは
早朝から床屋に行く気満々になり
シャワーを浴びて準備をしたけど
床屋がオープンする時間には
力尽きて寝てしまった

唯一の外出の床屋に行くほどのエネルギーは
なかなか湧いてこないようで
そろそろ4ヶ月家から出ていないことになる

もう2階の部屋まで調べ物に行ったり
階段を昇ったり降りたりもしなくなった

ずっと自分の部屋でじーっとしている
居間で座ってることもほとんどなくなった



私も今日は
居間のソファで昼寝をした

隣の部屋の父は静か過ぎて
存在感が全然ないのだけど
私はこの1年7ヶ月ずっと
父の気配を感じて生きている

この気配があるだけで
私は安心して昼寝ができる

山の家で出会う鹿みたいに
いてくれるだけで
寂しい気持ちにならずにいられる


2019年7月10日水曜日

7月10日




蛍光ピンク

昔ケンチャンは
蛍光色が大好きだった

若かったね




父はにっこり笑顔で
「今日初めて弱気になった」
と言った

ずっと強気のつもりだったんだ〜

日々弱気な発言ばかりしてるのに

全部忘れちゃえるのっていいね


そして全然
弱気な顔じゃないところがいいね


2019年7月8日月曜日

7月8日




草に埋もれるブランコ

なんか合成写真みたい




わざわざ昔のことを思い出して
また同じような気分になることに
私は人生のどれほどの時間を
使ってきただろう

楽しいこともうれしいことも
悲しいことも怒りも全部

家でぼーっとしてても
ごはんを食べてても
散歩してても
誰かとお話ししていても

ハッと気づくと頭の中は
今ではなくどこかにいて
何かを思い出している

ラクダみたいに
胃の中に入った食べ物を
また口の中に戻してもぐもぐしてるみたいに
何回も繰り返し噛み砕かないと
消化できない動物みたいだ


そうか 納得
そういう動物なんだ
反芻動物だったのだ

今を生きる
反芻動物なんだもん!て
開き直りたくなるけど
やっぱり人間なんだもの
反芻ばかりしてないで
スルッと消化して
はい 次!と
効率良く前に進んでいきたい

只今反芻脳の
切り替え鍛錬中


2019年7月6日土曜日

7月6日




散歩の途中 そこここで
枯れかけた紫陽花がすごくきれい




5月まで山の家に住んでいてくれた家族が
望んでいた土地におうちを見つけて引っ越して
次は村の仲良し家族が山の家を使って
楽しいことを計画してくれている

安心して家を空けていられる
ほんとうにありがたいこと


山の家はもはや
自分の家ではないのかも
と思うようになってきた

来年には父を連れて
山に帰るつもりだけど
それでもいろんなひと達が出入りしてくれて
みんなで父の話し相手になってくれたら
なんて心強いだろうと
今からすっかり安心している


考えてもどうにもならないことが多過ぎて
未来のことにやきもきしないようになってから
いろんなことが安心できる方向に
勝手に進んでいってる気がする

まあ 勝手に安心しちゃってるだけかも

安心してても不安でも
やることは同じ

ならば安心していよう


これはうちの庭の


こんなの初めて見た


2019年7月5日金曜日

7月5日




また父の歯の詰め物が取れてしまった

去年と同じところだったし
父がショックを受けていたので
また詰めてもらおうと
往診してくださる歯医者さんに電話すると
神経のない歯だし
痛くないのならそのままで良い
治療の必要はない
とのことだった


全然痛がってないし
歯医者さんがそういうのだから
大丈夫なのだと思うけど
父もそれならこのままで良いと言うし

でも自分の歯だったら
痛くなくても
詰め物が取れてポッカリ穴が空いていたら
なんかやだなーと複雑な心境になった


父の丈夫な歯に
父以上に執着する私

詰め物詰めるくらいなら
往診でやってもらえるけど
虫歯や神経の治療は
特別な歯医者さんにお願いしないと
往診では無理らしい

それはそうだろうな
と思うけど


これからどんどん歯がダメになって
フガフガしてる父になっていくのかな

想像したことが現実になるとかいうけど
父のフガフガは想像できないな
フガフガにはならないってことかな


2019年7月2日火曜日

7月2日




今日から寝込んでしまう予定だった父だけど
ちょうど看護師さんが来てくださり
おなかの調子など診てもらっていたら
便秘でおなかがカチカチになっているとのことで
便を出してもらうことに


昨日の夜の父はアクティブで
夜中3時半頃 頭が痒いと
シャワーを浴びたりしたので
絶対に今日はバタンキューだと思っていた

血圧は上が80くらい
体温も35度5分で
フラフラしている

そんな中 看護師さんに
いろいろ手を施してもらって
ひとまずおなかの中身が全部出た

ほんとうにありがたく
父もすごくがんばっていたけど
父にはとても大変だったようで
「どうしてこんなことになっちゃったんだろう」
と呟いて
父の目から
ポロリと涙がこぼれた

自分で便が出せないということは
とても深刻なことなんだな


当たり前にやっていたことが
どんどんできなくなっても
ひとはひとの手を借りながら
最後のその日まで生きていく

手を借りられるならありがたい
自分のときはどんなだろう

小学生の頃から
ずっと考えているけど
考えてもわからないから
考えなくなった


2019年6月30日日曜日

6月30日




湘南も梅雨らしくなってきた


半年ぶりに帰った山は
カラッと乾いていて
湧き水もちょろちょろ

家の中も
管理してくださっている家族が
上手に空気を動かしてくれているおかげで
サラリとしていて快適だった

今頃山にも雨がざんざん振って
一気にシットリしているかしら



京都方面から9号線を左折して
見慣れた景色の中を走っていると
まるで鎌倉にいた時間が
スポッと消えてしまうかのような
昨日まで普通に暮らしてたかのような
不思議な感覚に包まれる

自然もひともそう

やっぱり自分達に合っているのだと思う


父のことも
いろいろクリアになり
あとは焦らずじっくりやるだけになった

これからもそのときが来るまで
ジメッとしたりカラッとしたりするだろうけど
じっくりじわじわやっていこう


2019年6月23日日曜日

6月23日




明日から山に帰ることに

あっという間に半年ぶりだ

のんびりしたいけど
今回もやることがいっぱい
会いたいひともいっぱい

山の中に
会いたいひとが凝縮
いつも同じひと達に会って終わってしまう
今回もそうなりそう


父の京都移住計画の偵察も
しっかりやってこなければ

無理に動かすつもりはあまりないけど
スムースに行くのならがんばりたい

だってほんとうは帰りたい
この生活が長く続くのならば
なおさら山の中で暮らしたい

この生活も
ずいぶん楽しくなってきたものだけど
やっぱり自然の中で暮らしたい


こっちにも
離れたくないひと達もいるけど
こっちのひと達が
いつもやさしくあったかく受け入れてくれることも
こういう生活をすることになって
改めてわかったうれしいこと

東京の Karuna のインスタグラムができた→
ローズマリーのガレット食べたい


2019年6月22日土曜日

6月22日




朝5時半にトイレに行くと
父が2階のケンチャンの部屋で
ちょこんと座っていた

前の父の部屋は隣だよと言うと
行くぞーとばかりに軽やかに腕を振って
自分の部屋に入っていった


今日は元気なんだな
と思っていたら
朝ごはんを食べたら眠り始めた

昨日の夜
あんまり眠れなかったようなので
このまま寝てしまうかな
と思ったんだけど
ぎりぎり起きてそうな気もしたので
3週間ぶりのマッサージに来てもらうことに

前もって伝えると嫌がるので
突然会わせると
綾瀬はるか似の
かわゆいマッサージ師さんの顔を見た途端
にっこり笑って握手した


もうすぐ産休に入る
まあるいおなかのマッサージ師さん
あと何回会えるかな

父がマッサージ師さんや
看護師さんと仲良く接してるのは
見ていてとてもうれしいこと

父は何をするにも嫌がるけど
相手を嫌うことはない


誰かの行為が受け入れられないことがある
でも そのひとが嫌なわけではない

その行為が嫌なだけ
そのひとを否定したいわけではない
そこは混同しないでいたい


そうは言っても私には
どうやっても生理的に
好きになれないひとはいるけども


2019年6月20日木曜日

6月20日




むあっと暑くなってきたけど
雨マークが出ても消えていく

雲の境目を見た



看護師さんにお風呂に入れてもらったはずの父から
動物みたいなにおいがしている

北海道に住んでたときの
屋根裏からにおってくるにおいとか
山の家の風に乗ってくるにおいとかと
同じようなにおい


一年半前
一緒に住み始めた頃はもうすでに
なかなかお風呂に入ってくれなくなっていたけど
その頃は家中が
おじさんのにおいになっていた

そのにおいも変化していって
今は野生動物みたいなにおい


たくさん野生動物と
触れ合ってきて良かった

におってるけど
なんか自然だから許す


2019年6月18日火曜日

6月18日




梅雨に入って
ずっと元気が出ない父だけど
今日は週に一度の
看護師さんが来てくれる日

やっぱりプロにかかると
全然違う


2週間お風呂に入れてません
と伝えると
「じゃあシャワー浴びちゃいましょうか
私が手伝うから!」と看護師さん
するとすんなり「やっちゃおうか♪」と父
全然ゴネなくて驚いた

サラッとお風呂に入れてもらって
ヒゲも剃ってもらって
キレイサッパリ

やっぱり元気がないので
お風呂に入った後は
すっかり眠り込んでしまったけど
まさかこんなローテンションの最中に
お風呂に入ってくれるとは思わなかった


プロってすごいな
語らずとも伝わってくる
貫禄と信頼感

大阪出身の方で
ノリが合うのもうれしい


2019年6月16日日曜日

6月16日




今日は父の日

父はずっと眠っていたので
何もできなかったけど
多分記憶の上では
父の日に何かをしたことはない

世のひと達は
父の日に何をしてあげてるのだろう


母の日も何もしていなかった

中学生くらいの頃 一度母に
カーネーションをあげた記憶があるけど
全然うれしそうじゃなかったことが
強く記憶に残っている

いつも母の期待に応えたくて
いろいろやってみるも
ことごとく喜んでもらえないのが
母と私の関係だった


そのうちもういいや となり
自分の好きなように生きるために
放浪するようになった

母は誰かに私のことを
「この子はジプシーなのよ」
と紹介していた

そう多分
私はひとりで放っておかれたら
いつでもジプシーに戻るのだと思う

ジプシーに父の日なんて
きっとないから
しょうがないよね


2019年6月15日土曜日

6月15日




梅雨に入ってから父は
ほとんどずーっと寝ている

幻視もそんなに強く出ないまま
ちょっと夜更かししたくらいで
また眠り込んでしまう


まあでも 普通のひとだって
一晩徹夜したら次の日はフラフラだ

若い頃の父は
鉄人と言われてたくらい
タフだったみたいだし
ケンチャンも平気で36時間起きてるし
ケンチャンのおとうさんも
今でも徹夜で作業するらしい
若い頃は3日徹夜したことがあると
こないだも自慢げに話していた


私の周りは超人ばかりで
少々感覚が麻痺しているみたい

父が一晩起きていて
その後眠り込んでしまうのは
そんなに不思議なことじゃない

今まで幻視が強い日に
2日起きていたことの方が
よっぽど不思議なことなのだ


とは言え
梅雨が通り過ぎれば
また本領発揮してくる
可能性も大だけど

幻視が弱く
ずっと寝ていると
毎日静かで楽だけど
やっぱり元気元気でいてくれると
見てる方としては安心するなあ


2019年6月13日木曜日

6月13日




昨日はケンチャンが
代わってくれる日だったので
朝8時に意気込んで出発

まずは新百合ヶ丘まで
お友達太鼓判のイタリア映画を観に


もう20年も前
ヨーロッパを旅していたとき
イタリアのアッシジ駅からの景色に
ググッとこころが動き
ふらりと途中下車して
何も知らず思うままに歩いていたら
ぐるぐると回るように登っていく小さな町が
なんとも言えずかわいらしくなぜか懐かしく
登り切ってたどり着いたのは大きな教会で
後から調べてみたら
聖フランチェスコ聖堂だったこと
映画を観て思い出した

そういうことはあんまりないので
不思議で強く残ってる記憶

映画は私には複雑で
こころが切なくなるもあたたかく
そのまま座っていて
もう一度観たいくらいの
心地良さもあった

新百合ヶ丘は初めて行ったけど
ゆったりとして静かで良い街だった



その後
八王子まで横断
お昼ごはんと気になるお菓子を買いに

お望みのものはゲットできなかったけど
おいしそうなチーズケーキをお土産に買って
多摩のケンチャンの実家へ

おとうさんもおかあさんも
確実に歳をとっていっているけど
元気そうにしていて安心した


ケンチャンのおかあさんは画家さんで
やっぱり私は絵しかない!と
最近また目覚めたそう

おとうさんはこれから
自分のデザインする雑貨のブランドを立ち上げて
もう一花咲かせるつもりらしい

80歳手前になっても
自分にできることをより一層深めたり
新しいことを始めようと
ワクワクしたりできるんだな


ますます焦らず
今はたくさん遊ぼう〜


2019年6月10日月曜日

6月10日




外はすごい雨

家の中に
大量のアリが逃げ込んできた

洗濯物は乾かず

うんうん
梅雨ってそんな感じだった


山の家もジメジメして
カビがのびのび育っているかな

山では洗濯物が乾かないのは
いつものことだったよな

ジメジメしてても
空気が気持ち良いんだよな




父もこんな天気だとグズグス

認知症と低気圧の関係について
インターネットで検索してみたら
いろんな質疑応答が出てきた

低気圧は横に置いといて
介護してるひとの多くは
同じような症状に対して
同じように腹を立てながら
みんな大変ながらもどうにかやってる感じ

父が言ってることややってることは
我が家に限ってではなく
多くのおうちでも同じような感じで
同じように困っていることがわかった

みんなと同じはつまらない
同じな上に困ってるなんて
なおつまらん
低気圧に影響を受けてる場合じゃない



ちなみにケンチャンは
どんな天気であろうと
やりたいことをやる

今日も雨の中
うれしそうに出かけていった


2019年6月9日日曜日

6月9日




父が寝てる間にこっそり抜け出して
どうしても食べたくなった甘い物を
買って帰ってきたら
弟家族が全員でワイワイしていた

みんなで食べれるほどは
買ってきてないし
こういうときに
子供達に捧げてしまうほどの
寛容さは私には全くない

今みたいに
こっそり抜け出さないと
出かけられないような生活をしていたら
なおさら食べたいものを食べれるって
癒しや息抜きのひとときになる



いろいろ言い訳しつつ
自分の強欲さに
痛さを感じるときもある

でも食べ物のことで遠慮して
これで良かったんだ  なんて
思ったことあるかな

いつも隣に
飢えてるひとがいるわけじゃないし
普段は素直に貪欲に
自分の食欲を満たしていた方が
私の精神衛生的には良さそうだ


食べる  って
人生の大きなテーマのひとつだな


2019年6月6日木曜日

6月6日




草がどんどん生い茂っていく中
梅雨が始まるそうで

そこらじゅうがあっという間に
ジャングル状態になる

人目線では困ったりするけど
動物目線だと安心感が増して
居心地良く感じたりするのかな



毎週来てくれる看護師さん

プロの神業で
眠り込んでる父を
ゴロンゴロンと動かしながら
着替えとシーツ替えまでしてくれた

父は全然起きないのだけど
時々表情を変えたり
着替えのときは
からだをちょうど良くホールドして
「協力してくれてますよ」
と看護師さんが言っていた

どんなに動かしても話しかけても
目を開けなかったけど
確かに意識があるように見えた

植物状態のひとみたいに
意思表示ができない状態だけど
ちゃんと全てわかっているかのよう


サッパリキレイに着替えさせてもらって
そのまままた気持ち良く
24時間以上寝てしまいそうだったので
20時間くらい経った頃
水分を摂らせるために起こしてみた

目を開けたんだけど
何やらモゴモゴ言っている

良く聞いていると
自分の名前を言っている

横になったまま水を飲ませて
ちゃんと飲めた?と聞いたら
「運転してませんから」
と返事する


どうやらケンチャンにおねだりした
夜中のワインの罪悪感で
夢の飲酒運転の
検問にひっかかっていたらしい

看護師さんに
ゴロンゴロンしてもらったことは
全然覚えていなかった

でも「お酒はダメだね〜〜」
と飲んだことは覚えていた

お酒も入っていたし
やっぱり爆睡してただけかも


🐧


2019年6月4日火曜日

6月4日




ペンキ塗りたて

葉っぱまで塗っちゃってる
おおざっぱさが好感触




テレビでやってた芸能人の
レビーの親の介護生活は
確かに壮絶そうだったけど
それはやっぱり
ひとりで抱え込んでいたのが
原因のように見えた

やむおえず
そういう状況になってしまうひとも
たくさんいるのだと思うけど
そうやって介護してるひとが
うつやパニックになってしまうケースは
少なくなさそうだ


私が呑気でいられるのは
ケンチャンがいてくれるし
時々私の代わりをしてくれるからだと
こういうときに実感する

昨日私はとっても久しぶりに
熱を出して寝込んでいたのだけど
よりにもよって父は
月に一度やってくるハイパーデイ

朝から元気元気で
私が寝てる間も
ケンチャンにお風呂の準備をしてもらって
「ひとりでできる!」とお風呂に入り
またケンチャンにおねだりして
夜中にワインを開けてもらって晩酌

ハイパーデイは何をし出すかわからないので
私もぐっすりは眠れなかったけど
ケンチャンがいるからどうにかなる
と気楽でいられるのは
ほんとうにありがたい


父の介護が始まったばかりの頃
たくさんの経験者のひと達が私に
「ひとりで抱え込まないように」
と言ってくれた

いろんな家庭の事情があるので
難しい場合もあるかもしれないけど
どんな事情でもせめて
話を聞いてもらうとか
一緒に遊んでもらうとか
何かしらの形で
助けを求めることができる相手が
そばにいるということは
大きな大きな助けになる


父の介護は壮絶ではないし
今はまだ
ヘルパーさんをお願いしたりする必要はないけど
親子の介護生活は精神的にしんどいので
私はこの夏はいろんな友達と遊んで
(主に70代)
助けてもらおうと思う♫


2019年6月2日日曜日

6月2日




一昨日のテレビで
芸能人がレビー小体型認知症の
親の介護をしているのを観ていて
うちとは全然違うなーと思ったけど
芸能人が言っていたことで
そこは同じだな
と思ったことがあって

それは
自分の親が変化していくのを
なかなか受け入れられないということ

そのひとは「親が崩壊していくのを」
と言っていた気がするけど
確かに正常ではなくなっていく
個性とか言えるレベルではなくなっていくのを
見ているのはなかなか辛いものがある

徐々に親ではなくなっていく

子供とか家族とかは関係なく
いずれは忘れていってしまうのだから


だからこちらも
親とか家族とかの
思い込みをはずしていかないといけない

親だからこうであってほしいなんて
望んだら悲しい気持ちを
たくさん味わうことになる

ただ育ててくれた感謝だけを
しっかり握りしめて
あとは一緒に
忘れていったらいいのかもしれない


2019年6月1日土曜日

6月1日




今日は久しぶりの
父のリハビリマッサージの日

ほんとうは毎週お願いしてるのだけど
寝てしまってる日と重なりがちで
なんだかんだで月に一度くらいに
なってしまっている


綾瀬はるかにそっくりな上に
ちいちゃくて純朴なマッサージ師さんは
とてもかわいらしく
父もまんざらでもなさそうで
マッサージ自体は億劫そうだけど
マッサージ師さんを目の前にすると
いつも流されてやってもらっている

前もって「今日はマッサージだよ」
と伝えると大抵嫌がるので
最近は大丈夫そうな日は
考える隙を与えないほど
滑らかに滑り込んでもらっている


レビーのひとは
後頭部をほぐすと良いらしいのだけど
父は全然気持ち良さそうじゃない

肩を揉んだって
喜びゃしないし
手を握っても
「そんなに単純じゃないよ」
とか言ってくるかわいくない父だけど
マッサージ師さんには
すぐに父のかわいさがバレて
今日もかわいいと言われて
きょとんとしていた


昨日テレビで
レビーの介護が壮絶そうにやってたけど
父は基本的にはいつも
犬がおすわりしてきょとんとしてるみたいに
きょとんとしているか
ぼーっとしているので
やっぱりどんな風に生きてきたかが
関係しているのだと思う

昨日のテレビでは
そのひとの過去の壮絶な記憶が
幻視として出てきていたから
父が最近良く言う「凍っちゃう」ってのも
長野の山で育った父の
古い記憶なのかもしれない

今日も朝から訴えていたので
マッサージ師さんが
その凍っちゃったからだを
溶かしたかったみたいだけど
「溶けなかったみたいです」
と愛おしそうに言って帰っていった


2019年5月31日金曜日

5月31日




紫陽花が始まっちゃった

また鎌倉が賑わうぞ〜



父がまた二日間の睡眠タイムに入ったので
今日はひとりで
ハワイアンパンケーキを食べに行ってきた

すごいクリームが乗ってるやつを
モリモリ食べてやる〜
と意気込んでいたんだけど
やっぱり目の前にすると怖気づいて
シンプルなのをモリモリ
メープルシロップ おいしかったな〜

ところが怖気づいてもまだ
今も胃がもたれている
もう肉体がこのヤングで乙女な気持ちに
ついてきてくれない



昨日は超久しぶりに
私の20代の中心にいたひと達と会い
+アイドル犬ひとりに連れられて
葉山の海を散歩して
すんごく良い風に吹かれて
からだの中の酸素が入れ替わった感じ
サッパリした


渋谷から来ていた相棒が
家に帰って鏡を見ると
顔がくしゃくしゃだった と

太陽と潮風と笑いっぱなしで
くしゃくしゃになっちゃうんだよな
40代は



2019年5月29日水曜日

5月29日




ご近所さんちの梅

全然剪定してなさそうだけど
たわわ

山の家の梅もこんなだったらいいな
一ヶ月後に収穫に帰る予定




毎週看護師さんが来てくれるようになり
父はあからさまに
かったるそうにやる気なさそうに
体操したり 髭を剃ってもらったり

でも
前よりもきちんと排便できていることで
幻視も和らいでいる気がする
そんな気がするだけかもしれないけど


定期的にやってくる
私のかったるくてやる気ない時期と重なり
ここ数日父には近づかないようにしている

なるべく顔を合わせないようにしてるのに
「どうしたの 良く目が合うよね」
なんて言ってくる

幻視 和らいでるのかと思ったら
私と父が見つめ合ってる幻視を
勝手に見ているようだった

尚更今は気を遣って
父の様子を見に行かなくても
大丈夫だなと安心した


2019年5月26日日曜日

5月26日




夕方散歩に出て歩き出すと
始めは風が涼しくて気持ち良い

そのうちからだが温まって
風の温度は下がっていくはずなのに
ぬるく感じるようになる

車がたくさん通るアスファルトの道が
余計にぬるくて歩きたくなくて
なるべく静かな道を選ぶけど
どうやっても歩きたくない道を
歩かないといけないときもある

そうか
この道を歩かないと
家に帰れないんだよな
と思ったら
そんなに嫌がっててもしょうがないな
と思った



父の待機に費やしたこの一年
ソファに座ってる時間の長かったこと

おしりがおしりじゃないみたいに
ペッチャンコになっていて驚いた

数日前から
スクワットを始めて筋肉痛

夏場は散歩に出るのも暑そうだし
家でしっかり尻筋を鍛えないとな


2019年5月25日土曜日

5月25日




あっという間に半袖だ

風が吹いてきても暑いなあ

毎日毎日
変化してるんだな

ひとつの家庭も
世界も
宇宙も



認知症が進行しない予定だった父も
どう見ても進行しているし

こないだ会いに行った父の叔母も
デイサービスでは穏やかだけど
自分の家に帰ると
しっかり進行具合が見て取れるらしい

表面的にはわからなくても
そのひとらしさが一番出る場面で
その変化が良く見えるそう


叔母ちゃんはお客さん商売をしてたので
人前に出るとシャンとするみたいだし
父も家族以外のひとがいるとキリリとなる

叔母ちゃんのデイサービスに来てるひと達も
全然認知症には見えないひとばかり

側から見ると
周りを困らせるような
問題行動をするようには見えない
ふつうのおじいちゃんおばあちゃん達だった



いろんな方向から見ないとわからない
ほんとうはすごく変化してるかもしれない

でも本人は無意識にでも
ちょっと無理してがんばってる姿を
みんなに見せようとするんだな

そのひとの習慣や美徳は
根強く残るみたいだ


2019年5月22日水曜日

5月22日




おいしそうなベリーがなっていた

今日も通ったら
なくなっていた

食べたかったけど
ちょっと怖い
昔みたいに直感だけでは
口に入れられなくなった



今週から週に一回
父の排便コントロールのために
看護師さんが来てくれることになった

時々看護師さんが
家に来てくれるということの安心感

自分だったらなるべく
お医者さんにはかかりたくないのに
自分以外のひとは 最低限でも
プロにお世話になっていてほしいと
思うようになった


10年くらい前
親友が癌で亡くなったのだけど
そのひとは自然療法で治したがっていた
でも奥さんが「安心できないから」と大反対で
あらゆる抗がん剤治療を受けて
最後にはなすすべがなくなり
亡くなってしまった

その頃私は
自分の治療法さえ自分で選択できない親友が
かわいそうだと思ったりしたけど
今は奥さんの気持ちもわかるな

今でも私は
本人に選択してもらいたいと思うだろうけど
近くで見ているひとは
自分のからだじゃない分
不安も大きいのだと思う


私だってもうすでに
看護師さんが来てくれるってだけで
もう何があっても大丈夫ってくらい
日々の介護も怠ってしまいそうなくらい
大安心しちゃってるもの


2019年5月20日月曜日

5月20日




朝から辛そうな父

顔を見に行く度
苦しいと言っている

寝てても起きてても苦しそう

でもどうやら
自分でも何がどう苦しいのか
あんまりわかってなさそうだ


今日はマスクを手に持ってじっと見て
これはなあに?となっていた
自分からほしいと言って
時々使っているのに

そのうち相手が何を言ってるかどころか
自分が伝えたいことの
単語が出てこなくなって
伝えられなくなってくるのかな

正確にはもう 半分くらいしか
伝えられてないように感じているけど



そんな感じになってきた父が
辛くておなかすいてないけど
ちょっとでもごはんを食べなきゃと
居間に来て
ソファーにどんと座って
窓の外を見て
「虹が出てるね」
と言った

全然出てなかったけど
父には虹が見えている

いろいろ不自由が出てくるけど
出てないのに虹が見えてるなんて
けっこう幸せなおじいちゃんだな


2019年5月18日土曜日

5月18日




昨日の父はごきげんで
自分からお風呂に入ってサッパリ

養命酒も飲んで
拍車がかかったようで
一度寝たはずなのに
夜中にケンチャンに手伝ってもらって
古〜〜いワインを開けて
チーズとハムも並べてもらって晩酌

せっかく開けた20年もののワインは
すっかりワインビネガーになってしまっていて
残念だったみたいだけど
よっぽど調子が良かったのだろう

ケンチャンも楽しかったと言っていたし
父がとってもふつうだったと言っていた


観察していると
幻視モードがピークに達すると
徐々にまたふつうになってくる

寝ちゃうとその変化がわかりにくいけど
起きている間に戻ってくるときもある


そうは言っても
夜中に起きてきて晩酌してるところは
決してふつうじゃないんだけども


2019年5月17日金曜日

5月17日




今日はずっと観たかった映画を観に
本厚木までドライブ

認知症になってしまった
高齢のおばあちゃんを
もっと高齢なおじいちゃんが介護する姿を
娘が撮影し映画化したドキュメンタリー

携帯もナビもないので
手書きの地図を持っていったんだけど
しっかり迷って
本編上映開始直前に滑り込む

泣いたり笑ったりしてたら
あっという間に終わってしまった


自分が認知症になってしまって
混乱して泣きわめくおばあちゃんに
おじいちゃんが
「(混乱するより)感謝しろ」
と言ってたのが印象に残った

それはすごく難しいことだということは
もう知ってるのだけど
やっぱりそういうときには
感謝できるようでありたいな
と  改めて思った



因みにうちは
もし認知症になったら
ケンチャンはうちの裏山で
野生に帰ると言っているので
そうしてもらおうと思っている