2018年11月24日土曜日

11月24日




明日から京都に帰ってくるよ
と父に伝えると
うん うん とうなずいた

まだ生きていく自信が出てきたのか
もう嫌がってゴネたりしなくなり
私は気持ち良く帰ることができる

でも
今回の用事が済んだら
しばらく帰ることにはならなそうだ
と思っていた



昨日のコンサートは
私のこころを山の家に引き戻させた

いろんな思い出が次から次へと
ピアノの音に乗って
浮かんでは消えていき
寂しさがたくさん溢れ出たけど
溢れるだけ溢れた頃
悲しいことではないんだよ
と言われてるかのように聴こえた


父に遠慮せずまた帰ろう

帰る前から想うんだから


2018年11月22日木曜日

11月22日




12月にはケンチャンが
3週間も北海道に行く予定なので
今のうちに息抜きしておかなきゃと
千葉の畑のど真ん中に住む友達に会いに

薪ストーブもどれもこれも
ジンジンジワジワ染み込んできて
からだの芯からあたたまった


幸せってのは
その人から溢れ出して
自然と伝わってくるものなんだな

我が家は今
いろんな事情もあり
幸せとか自由とか充実とかを
たくさん感じられている
メンバーじゃないけれど
なぜか周りに
ちゃんとそれらを感じていそうな人が多くて
いつも一緒にいると染み込んできて
自分もそうであるかのような錯覚に陥る

きっとみんなも
いろいろあるんだけど
楽しむことを選ぶことができる
力を持っていて影響を受ける

そういう人達が
あっちにもこっちにもいて
私はほんとうに恵まれてるな
と思う


明日もたくさん染み込んでくるのだろうな


2018年11月18日日曜日

11月18日




山に登ってからもう3週間
一度も散歩に行っていない

散歩に行く という
発想が浮かんでこない

山で1ヶ月分くらい
充電されちゃったのかな



父の歯の詰め物が取れた

今のところ痛くないみたいだけど
さて
どうやって歯医者さんにかかるかな

私の大好きな歯医者さんは
往診してくれるそうなので
予約をすることはできるけど
予約が取れた日に父が起きていられるか

サイクルはほぼ一定だとは言っても
少しずつずれてくるし

毎週のリハビリだって
タイミングが合わなくて
今月はまだ一度も受けられていない


父と一緒にいると
いつでもダメ元

上手くいったら丸儲け


2018年11月12日月曜日

11月12日




玄米さんの大福が食べたいと伝えたら
玄米もちを送ってくれたので
大福に挑戦


まずはあんこを作ろうと炊いてみるも
11ヶ月あんこを炊いてないと
感覚も鈍るもので
しゃばしゃばのおしるこになり
まずはおしるこを楽しむ

少し減ってきたところで
あんこにするべく煮詰めて
3日がかりでやっとあんこが完成


あとは楽勝だろ〜と思っていたら
なんとまあ
ジャンボな大福になってしまった

片栗粉だって
使いたくなかったけど
まあしょうがない

これじゃあイングリッシュマフィンみたいだなあ

玄米さんの大福は
ちょうど良い大きさで
あんこもたっぷりなのに

神業


でもやっぱり
見た目だけが重要ではないんだよな

こころ満たされる
至福のひとときを思う存分
おなかいっぱい味わえそう

こういうのが
本当に贅沢だって
それは山に住んで教えてもらったこと




山からさよならの知らせ

もう会えないのは淋しいけど
悲しいことではなくて
こころから
お疲れさまでしたと言いたい

これからも 母と同じように
思い出していきたい


2018年11月7日水曜日

11月7日




母のお墓から見える景色

あの山の間から
朝陽が昇るのだそう

暑いくらいの秋の日に
無事納骨が終わった


出発前夜 父に
明日行ってくるよ〜
と伝えたら
少しして一階まで降りてきて
自分でお線香をつけて
お骨にお別れをしていた

出発の朝は
早くに起きて
ケンチャンと一緒に
お見送りしてくれた


普通のことのように見えるけど
静かな奇跡に感動した


2018年11月4日日曜日

11月4日




明日から母の納骨で長野へ

父と母が育った場所

私が田舎が好きになる
きっかけになった場所

たっぷり懐かしんでこよう


父とケンチャンも
楽しくやっていてくれますように

ちょうど父が元気な日と重なるから
ケンチャン大変かもだけど

男同士だから通じ合えることもあるだろう
気を遣う相手だからこその
良い部分もあるだろうし


私はひとり旅を
気兼ねなく
しっかり楽しんでこよう


2018年11月2日金曜日

11月2日




景色が美しいので
ケンチャンは思いの外
写真を撮るのにはまっていた


山登りで酷使した足が
いつまでたってもパツパツ

筋肉痛どころか
腫れ上がってるみたいにふくれてる

何をするにも痛がってる私を
父が見て笑う


そんな父も
昨日はなぜか絶好調で
朝から晩までウロウロ歩き回る

何回階段を上り下りしただろうな
そんなに激しいのは久しぶり

私達が山に行ってる間に
こころが揺れ動いてしまったのかな


まあ父も
良い運動になっただろう

もう歳だから
筋肉痛は2日後にくるぞー