2020年4月30日木曜日

4月30日




山の中でも   自主隔離中でも
世の中が不安定であっても
おいしい物が受け取れるのは
なんてありがたいことだろう


おいしい物があったら
辛いことも乗り越えられる

今   おいしい物を作ってくれる人達は
きっとすごいお役目なんだろう

是非たくさん作って
私達に幸せを届けてくれて
しっかりお金を稼いでほしい



世の中がどんなでも関係なく
またはその影響で
ちゃんと豊かな人達もいて

豊かな人達がバランスを取って
この世の均衡は保たれるのだと思う

みんなが大変だからといって
豊かでいることに負い目を感じずに
その元気さを振りまいてくれたらいいな

こちらはつられて笑顔になるから



2020年4月29日水曜日

4月29日




今日はずーーっとパッチの中の
スネの辺りがモゾモゾしてた

足の毛がモゾモゾしてるのかな
と思ってやり過ごしていたけど
やっぱり何か動いてる!
とめくって見てみたら
1ミリくらいの
かわいいてんとう虫

ずっと暗黒を迷わせてしまってごめん



我が家の畑   草ボーボー

どこから手をつけたら良いのか、、
と放心していたらちょうど良く
我が家の管理をしていてくれた
村の友達から連絡が入り
手作りの有機肥料を持って来てくれた

しっかりマスクをして
ソーシャルディスタンスをキープしつつ
おしゃべりしながら草を抜いた

ふたりでやったらあっという間
なんてありがたい


そしてその後
今度は畑のパイセンが
発送をお願いしていたお米を
うれしいサプライズで届けてくれた

おまけの野菜の差し入れと
畑の柵のアドバイスもしてくれて
これまたとってもありがたい



全く予期してなかった楽しい1日





2020年4月28日火曜日

4月28日




鎌倉の実家では   出かけない日は
1日100歩くらいしか歩いかないくらい
台所とソファの往復の日々だった

山の家では   何をするにも
あっち行ったりこっち行ったりで
夕方には足がじんじんしてきて
夜はクタクタでぐっすり眠れる


それでも今は   すごくのんびり暮らしてる

パン屋さんをやっていた頃は
離れと母屋の間を
ケンチャンも私も走っていた

プライベートスペースはぐちゃぐちゃ
掃除もろくにできなかった

ほんとうに忙しかったなあ〜〜
と   思い出しながら
何にも追われずに
バタバタ動き回っている今を
とても心地良く感じる

自主隔離にかこつけて
今のうちにしっかり心も体も整えよう



と言っても
ケンチャンが畑の柵を作り始めている

明日から私も土いじり

畑のパイセンが
コン詰めすぎないようにと
アドバイスしてくれた

コン詰めっ子だから
気をつけないと



2020年4月27日月曜日

4月27日




奥の山の春紅葉が
すごく色とりどりなのだけど
写真には写り切らないな

新緑がきれい!




ケンチャンの軽トラが届いた

ちょっと走らせてみると
村の演歌が上手なおじいちゃんが
ワラビを山ほど摘んでいる

話しかけたいけど
ぐっとこらえる

うちの地主のおじいちゃんは
田んぼの準備に来てた

かわいい案山子が
たくさんいる田んぼ

挨拶したいけど
遠目から眺める


私はそんなに
おしゃべり好きでもないので
遠目から眺めてるのが
本当は性に合っている

でも   このご時世だと
逆におしゃべりしたくなる


いつかみんなと安心して
おしゃべりできるようになる時
おしゃべりってなんて楽しい!
って   思うようになってるかな

それともどんどん人と会わずに
いろんなことが完結する世の中に
なっていくのだろうか


今   外に出て遊べない子供達は
外で遊ぶのって
こんなに気持ちいいんだ!
って   また外遊びの楽しさが
子供達に広がるのかな

それともゲームやパソコンが発展して
ますます外に出なくても平気な子供達に
なっていくのだろうか


やっぱりどっちも強く
はっきりと分かれてくるのかな



2020年4月26日日曜日

4月26日




薪ストーブの火をつけるのに2時間
洗濯するのに1時間
お風呂に入れるまでに1時間半
全部やりながら黒豆を煮てたら
2回もふきこぼす

亀虫が総出でお出迎えしてくれて
あまりにすごい数なので
ペットボトルで作った秘密兵器で
キャッチアンドリリースしてたら
あっという間にお昼ごはん

山暮らしはやることがいっぱい!
でも今はやることなすこと
いちいち時間がかかってるだけ



インターネットが繋がるまでの2ヶ月間で
世の中はどんな風に変わるかな

慣れない携帯では
ブログ更新で精一杯

ここは携帯すら
ろくに繋がらない山の中



2020年4月25日土曜日

4月25日




おにぎりたくさん握って
トイレ休憩のみで
車をかっ飛ばし
山に   我が家に   帰ってきた


今日から5月いっぱい自主隔離

うちがポツンと一軒家じゃなかったら
きっと今は動かなかったろう

ずっとわずらわしかった
県境の中途半端な立地が功を奏し
ここでは人との接触を
最低限に生活できるから
悩んだけど今だと思い
動くことにした


2年半のブランクで
忘れてしまった山暮らしを
思い出すのにちょうど良い

ひたすらひっそりと家にこもって
新しい生活を整えよう


ずっと待っていてくれた
村のみんなに会いたいけど
同じ山で同じ春を感じられるだけで
なんだかとてもうれしい


噓みたいだけど
ほんとに山に帰ってきたんだな

大きな新しい時代の中の
小さな新しい生活が始まるんだな



2020年4月24日金曜日

4月24日




自然が許してくれて
終わることができる

自然が許してくれて
始めることができる


許してくれない時は
今じゃないから待つ

その時が来たら
誰かを悲しませたりせずに
動くことができる


動くことを祝福してもらえたら
ありがたい気持ちでいっぱいになる

ありがたい気持ちでいっぱいになる



2020年4月23日木曜日

4月23日




ご近所さんに引越しのご挨拶に行ったら
手作りマスクをいただいた

うれしいいい♡


お裁縫が得意なご近所さんは
着物をリメイクして販売していたので
おばあちゃんが着ていた着物をたくさん託したら
かわいいズボンになって返ってきたこともあった

今はマスクをたくさん手作りして
お店に置いたりしているそう


マスクを作れる人は
お医者さんを助けることができる

家から出ないでいることも
お医者さんを助けている

人との接触を減らして
感染が広がるのを防ぐことで
今大変な思いをして働いている
お医者さんや看護師さんを助けられるんだな



そういうことってきっとたくさんある
直接手を貸さなくても

今は自分の身を守ることで
誰かのためになること
きっとみんなもうやっている



2020年4月22日水曜日

4月22日




自分は正確に伝えたつもりが
相手は間違って記憶していて
結局こちらが間違っていたことに
されてしまう時もある


心がモヤモヤする

自分が正しいと主張したいけど
でも全然重要じゃないことだったりする

間違いを知った方が
相手にとって良い時は
がんばった方が良いのかもしれないけど
どっちでもどーでも良いことだと
説明にエネルギーを使うので
そのエネルギーを使うより
モヤモヤが過ぎ去るのを待つ


ふと思い出しては
何度もモヤモヤしてるうちに
自分はすごく「間違った人」にされるのが
嫌なんだな〜ということに気づく

結局は相手の勘違いなんだし
ま いっか〜とすぐになれたら
こんなにモヤモヤしないんだろうな と

これからも歳をとるごとに
ますます「間違った人」
になるのだろうから
速やかに ま いっか〜と思えるように
今のうちに特訓だ



2020年4月21日火曜日

4月21日




いろんなところから
畑やるぞー
と聞こえてくる

みんな種蒔きの時




劣等感と罪悪感から
自分自身を解放に導く努力は
ちゃんと報われる感じがするな


誰も代わりにやってくれないし
長年の心の癖にへこたれず
コツコツやっていると
結局全部
自分で勝手に感じていることなのだから
やめればやめただけ
楽になっていき
見える景色が変わってくる


楽だったり   楽しい方が
そりゃあ良い

苦しむ必要なんて
ほんとはなかったのかもしれないけど
苦しかったからこそ
楽になった自分に気づける楽しさは
楽しいことや
やりたいことだけをする
ということとは
また違った楽しさなので
どっちも楽しめたら
両手いっぱいに
楽しいことばかりになる



今は家で静かに過ごす時

心を静かに見る絶好の時



2020年4月20日月曜日

4月20日




緊急事態宣言の数日前に
海が見たくて海岸線を通ったっけな



そして湘南に人が押し寄せた昨日

地元の人も渋滞に巻き込まれ
身動きが取れなくなったという話を
ひとつふたつ聞いた

そして報道とは裏腹に
湘南ナンバーばっかりだった
という話も聞いたけど 笑


海は車の中から見て
潮風にあたるだけでも
気持ちが入れ替わるから
行きたくなる気持ちはわかるな〜

車から降りないで楽しむ
ってわけには

いかないか〜



2020年4月19日日曜日

4月19日




ちかちゃん はるくん みほの 共同作品



内側は静かに保つ
とか言っときながら
今日は甥にブチキレる

いたずらして物を壊しても
親が怒らないから
おばちゃんが怒るしかない

でも怒るって疲れるな

感情的にアツくなって怒るから
疲れるんだな

内側が静かなら
きっと疲れずに怒れるんだろうな



でも 疲れたけど
怒れて良かった

なぜならいつも父が
孫がふざけて物を壊しても
怒らない親達に憤っていた

それが乗り移ったのか
私もずっと憤っていた

だから父をおぶって二人羽織で
孫と親達両方に
げんこつ食らわせてやった気分だった



しばらく会えなくなる弟家族

2年半 共同作業してきたけど
これからは私とケンチャン
弟家族 それぞれで
自分達の生活を確率しないとね

お達者で〜〜



2020年4月18日土曜日

4月18日




今日は大雨
外は真っ暗
強い風が吹き
雷も鳴っている

4月に台風が来ちゃったのかな
もうそんなことがあっても
そう驚かないよ



インドから帰ってこれない友達は
お祈りの太鼓の練習を始めた

インドはとても暑いようで
ツヤツヤの汗ばんだ顔で
がんばって練習している動画が届く

帰ってこれないことに
あらがったりしない

その場所にある打ち込めることを
そのまま受け取りやってみる



自分の外側がどんなにざわめいていても
内側を静かに保つことはできる

まるで大雨が降り 風が吹き
そのうち晴れ間が顔を見せるのを
家の中から眺めてるみたいに

外側の変化に
滑らかに順応しながら
内側の静かな拠り所に
そのままい続ける


いつ食べたっておいしい
梅干しのおにぎりも
日本人の静かな拠り所 かな



2020年4月17日金曜日

4月17日




朝一番で
廃品回収業者さん到着


2トントラックに積み放題
とは言うけれど
乗り切るかわからないくらいの
家中の粗大ゴミを
上手にパズルみたいに組み上げる

「いつもはこんなに積みませんよ」と
笑いながら言う声に
最近いちいちドキドキ緊張する私は
ああ 荷物も この人も
大丈夫だったんだ と
いろいろ安心させてもらった



家の中ががらんとなって
声が響く

高校生の頃
まだ家族が引っ越して来る前の1年間
私だけ先にこの家で
ひとり暮らしをしていた

家具も全然なくて
かろうじてテレビと
フローリングの上にこたつがあった

家具がすっかりなくなって
その頃を思い出した

ずっと閉じられていた
思い出の引き出しには
まだその頃の感覚が
少しだけ残っていた



2020年4月16日木曜日

4月16日




鎌倉と認めてもらえない
鎌倉の外れの住宅街の中に
玉縄城跡地の七曲坂はある

お城に攻め入れられないように
細くて急な坂道なので
人もほとんど通らず緑に囲まれている

そしてその緑の中に
小さな幼稚園があり
時間によっては
子供達が園庭で遊ぶ声が聞こえる

静かで心が潤うので
介護生活の後半は
いつもこの坂を下り買い物に行った


そして帰り道は
攻め入る武士を想像しながら
始めの頃は階段を上がる度
クラクラのフラフラだったけど
この2年半で
スイスイ上がれるように

重たい鎧を脱いで
身軽になった
やっぱり武士の気分


久しぶりに子供達が遊んでるのを見て
少しホッとしていると
先生と目が合い
にっこり笑いかけてくれて
なんだかとってもうれしかった




2020年4月15日水曜日

4月15日




白いチューリップの中身

こんなんなってた


自主隔離にかこつけて
散歩すらサボってた間に
今日は上着なしで歩けるくらい
春になっていた

ご近所のおばちゃんが
かわいいマスクを手作りしてた



利他主義=合理的利己主義

日本はがんばってる
世界中がんばってる

時間はかかるかもしれないけど
未来は必ず明るい→
(広告(または空白?)が残念!)



2020年4月14日火曜日

4月14日




大好きな丹波篠山大納言

一晩水に浸してふっくらしたら
さあ今日のおやつはぜんざいだ


そのまま小豆を楽しむのが
一番大好きだけど
お餅を入れると
食事感覚で満足感があるよな

小さな昆布のかけらを入れて炊くと
ほんのり出汁の効いた
甘い小豆スープみたいになって
これがまたすんごくおいしんだよな

こころもからだも
たんぱく質を欲してる時に
食べたくなるおやつ


たんぱく質
たんぱく質
今こそ摂ろうたんぱく質



2020年4月13日月曜日

4月13日




父が亡くなって
私はたくさんの人に
労ってもらい
褒めてもらった

子供に戻ってしまったような父の介護に
確かに疲れたけど
褒めてもらうようなことは
あんまりした覚えがなかった


怒ってばっかりいたし
(一度なんて胸倉つかんで怒り爆発。。笑)
身の回りの大変なことは
ほとんどヘルパーさんと
看護師さんがやってくれた

だから たった2年間の介護生活で
自分としては
やりきったところまで行かず
結局後悔することもたくさんあった


でも 父の介護をしていた日々も
亡くなってからも
苦しみの中で学んだことが
たくさんあった
それが今に生かされていることは確か

最後の2年は
子供に戻ってしまった父に
父親らしくいてほしいと
諦めきれず悲しんだりしたけど

父は最後まで
「父を介護できる娘」になれるように
やっぱり私を育ててくれていたんだと
いなくなってからわかった


どんなであっても親は
子にとって最後まで親なんだ

だから私が褒めてもらっても
ピンとこないのは
やっぱり父のおかげだから
というのもあるな



2020年4月12日日曜日

4月12日




お金が絡むとややこしい


ちょっとしかもってないと不安だし
たくさんあると 執着心が膨らんで
ないより苦しい時もある

自分の力でお金を生み出せない時は
余計に苦しめられる感じがするので
もうお金なんて嫌だ!となった時もある

でも 生きていくために必要だから
お金を悪者にせずに
仲良くやっていくイメージをしてる



お金があってもなくても
同じような気持ちで生きていこう

でもどうせなら
ゆとりがあるくらい持っていたいな

それがどれくらいかは
人それぞれだと思うけど
多くても少なくてもどちらにしても
「自分は充分持っている」と思い
それに伴った選択をしながら生活していこう


言うほど簡単なことじゃないので
これから死ぬまでに達成するつもりの
私の壮大な野望



2020年4月11日土曜日

4月11日




畑に種を蒔きたくて
大好きな本屋さんに
種が売ってるのを思い出して
久しぶりに行ってみた

父の介護をしていた時は
その本屋さんをぐるっと見て歩くだけで
ずいぶんと気分転換になった


某コーヒーショップや
おしゃれなお洋服屋さんや家具屋さんや
自転車屋さんまでも入ってる
画期的な本屋さんで
その中の小さな自然食材屋さんがお気に入り

たくさんの人が行く必要があるスーパーに
集まる人数をひとりでも減らすために
私のマニアックチョイスは
今まさに功を奏している


緊急事態宣言中だけに
開いてるお店はまばらで
人もポツリポツリ

自然食材屋さんではなく
なぜここに種?という感じで
本と一緒に並んでる種達を選ぶ

パン屋さんをしていた時は
いつもくたくたで
畑 全然できなかったな〜

でもそのおかげで
餅は餅屋哲学が芽生えたのだけど


しばらくは種蒔きの期間だ

どんな種でも良いけど
せっかくだから
おいしくなる種とか
幸せになる種を蒔きたい



2020年4月10日金曜日

4月10日




共感できるって幸せだけど
共感してもらえないことによる
ありがたさってあるよね 笑



違う意見を言ってくれる相手を
価値観の違う人 と
決めつけてしまうのはもったいない

その過程の向こうに
最も信頼できる出会いが
待っているかもしれない

無関心だと
違う意見を言うエネルギーを使うのも
もったいないと思ったりするものだから


ウザくて聞けない時も多々あるので
ちゃんと聞こうと思えた時はまず
やるじゃん自分👍
と自分を褒めて
そしてその次でも充分良いから
言ってくれる人ありがとう



2020年4月9日木曜日

4月9日




昨日の朝から
ストーブをつけなくても寒くなくなった

ストーブいらずの朝なんて
春だな〜〜と思う

今週は買い物にも行かず
小さな庭で写真を撮っていると
もう桜は終わりに近づき
ツツジの季節になっているのに気づく

庭の雑草もニョキニョキしてきた
去年がんばって抜いたので
ドクダミは少ないな



でももう この家は弟の家になり
ボロボロの築33年は
リフォームされて知らない人が住む

生きていると
実家がなくなる日が来るんだな

当たり前のように親がいて
ヌクヌクと暮らしてきた者は
やっとそのことに気づくのだった


親も実家も仕事もなく
これと言ってやりたいことも
なんにもないけど
今のご時世に
たまたまこうなってることに
なんだか不思議な感覚がある

さてこれから
どうやって生きていこうかね



2020年4月8日水曜日

4月8日




私が想像できる枠を超えて
大変な思いをしてる人がたくさんいる

たくさんの人の気持ちを考えながら
自分の意見を言うというのは
なかなか難しいことだ


外国から日本に帰国すると言うと
すごく叩かれている人達がいたり

私も山に帰るつもりなので
考えさせられる

自分は徹底的に気をつけようと思っていても
存在するだけで今は
相手を不安にさせてしまうかもしれない



私には今
インドにいる友達がふたりいて
ひとりはすぐ帰れることになったけど
もうひとりはいつ帰れるかわからない

外国から帰ってくることにより
当人のみならず
日本の感染者が増える可能性を
懸念する人達が反対するようだけど
身近な者からすると
緊急事態宣言中であろうと
早く帰ってこれたら良いなと思ってしまう

でも 入国してから
PCR検査をするお医者さんやその家族
自主隔離先で関わる人やその家族
たくさんの人達を介してやっと
「その人が無事帰ってきた」
となるのだと知ると
すごく迷惑だと言いたくなる人が
いることも理解できる

やっぱり今は最小限に動くことが
思いやりにつながるのかな


まあ
いつ帰ってこれるかわからない友達は
今インドにいる意味をしっかり受け止め
静かに動くべき時を待っているので
(そんなに帰りたそうでもない 笑)
然るべきタイミングで帰ってくるだろう

やっぱりそれが
早かったら尚良いのだけど



2020年4月7日火曜日

4月7日




今日から緊急事態宣言が発令されることに

7都府県の中に
思いっきり神奈川県も入っている


私は父の介護を始めた2年半前から
ずっと家に監禁状態だったので
今も特に生活は変わらず
自主隔離もお手の物なのだけど

もし今もパン屋さんをやっていたら
きっと身がよじれるような思いを
していたのだろうなと想像する


まず私のパン焼きのメインの卸先だった
東京のレストランからの注文は
全然入らなくなっていただろう

毎週土曜日だけ開店していたけど
遥々来てくださるお客さんが多かったので
お店も閑古鳥だったろうな
(そうじゃなくても けっこう閑古鳥だったのに)

でも 通販をしていたのには
かろうじて救われていただろうな

がんばって通販を強化しようとしたり
していたかな

いつもギリギリの生活をしていたから
ほんとうに焦っていただろうな


うちなんて小さな個人事業だったから
100万円もらえたら
けっこう助かったろうな

大きなところは
200万でも少ないかもしれないけど
それでも足しになるだろう


360度の全方向から
全日本国民に見られてるのだから
そりゃあツッコミどころもあるさ
人間だもの

その上その向こうには
やっぱりたくさんのいろんな意見の人達が
重なり合っているのだから
表面に見えてくることが本意とは限らない

人って 応援してもらったり
サポートしてもらったりすると
本領発揮するんじゃないの

今 ほんとうに大変な時だけど
安倍ちゃん がんばってるよな



2020年4月6日月曜日

4月6日




今日からかわいいかわいい姪は
小学一年生になった

箱根は感染者がいないので
学校が始まるそう


当たり前だったことがもう
当たり前じゃない今

過去にしがみついててもしょうがない

子供の吸収力は目覚しいし
頭がやわらかいから
個人差はあっても
きっとどんなに変化していっても
大人よりずっと早く順応できるのだろう

子供の目に映る 学びの環境が
大人にはありえない状況だったとしても
子供にとって刺激的で
楽しくて
安心していられたら
それで良いのかもしれない


子育てしたことないので
しらんけど 笑

私はアホだったので
これからの革新的な教育下で
勉強に楽しさを見いだせる子供として
もう一度小学校から勉強したい



2020年4月5日日曜日

4月5日




自分が感染したことがあると思っていたら
実はしていない場合もあることも考えて
あんまり感染済みだと主張すると
とうとう本番がやってきて
ダサいし泣きを見ることになりそうだけど

これからもずっと
終息するまで
それとも抗体検査を受けられるまで
自分の感染を
疑い続けていかないといけないんだ




会いたい友達に会えないのは
こころがキュッと苦しくなるけど
肺炎はきっともっと苦しい

自分の大切な人が
自分が原因で肺炎になったら
もっと苦しいし悲しいし


父が肺炎で亡くなったから
肺炎で呼吸ができないだけでなく
脳に酸素が行かなくなり
それによって内臓も正常に機能しなくなり
肺炎が回復しても
もう元には戻れなかったことを
すぐ近くで見ていたから

大切な友達の向こう側に
たくさんの家族や友達が広がっていることを
思い浮かべると誰にも会えなくなった

今はそれで良いと思う



2020年4月4日土曜日

4月4日




誰かや何かに
なんで?どうして?と反意を抱き苦しむ時
だいたい自分の中に原因があるよね 笑




自分が感染したのかな!?と
初めて感じた時
わわわわわーーっと頭が回転し
自分のランディングポイントを探した

私がランディングしたのは
至るべきは思いやりのみ


症状がある人もない人もいるのだから
どこからスタートしているのか
全然わからない

感染源が特定できる場合もあるだろうけど
ほんとにその人からうつったと
必ずしも言い切れない
もしかしたら前日にもう
どこか全然違うルートから
キャッチしてたかもしれないし

だから特定の誰かを責めたりすることは
なんだか無理矢理な気もするし
自分を悪者にすることもやめたい


だからただ
ウィルスと向き合い
自分を信じて治癒に全力を尽くすのみ

体は一生懸命
バランスを取り戻そうとがんばっている

欲望のままアイスとか
スナックを食べてしまったりして
自分で自分の治癒力の
邪魔をしないように



2020年4月3日金曜日

4月3日




まだ感染者が少ない長野にも
感染を広げるきっかけを作りたくなくて
父の納骨を延期することにした

今は0.1%の確率を
尊重した方が良さそうだから

万が一を率先して採用




不安や緊張てのは
いつの間にか蓄積されていて
父の介護が終わってからしばらくして
私の体調は徐々に崩れていった

1ヶ月経ってまず
貧血で失神して顔面に3本の傷が入り
年が明けて風邪をひいて感染を疑い
またしばらくしてストレス性の胃腸炎になり
その後はまた
もっと感染してるみたいな苦しい風邪をひき

だから私は2月からずっと
ほぼほぼ自主隔離の日々を送っている


5ヶ月に渡り
ずっと感染してるみたいな
してないみたいな症状が続き
5ヶ月の間のどこかで
もう感染して治ったような気がしている

だからもう
誰かに抗体をあげられるのなら
是非あげたいくらいで
これからもしかしたら
抗体ができているかどうかの検査が
普及するような話も聞いて
是非検査したいと思っているくらいなのだけど

不安の感覚だけは残っている

ほんとうは介護が終わって
いろんな手続きがひと段落したら
海外に旅に出ようと思っていた

でもなぜか
旅してる自分を想像するといつも
不安な気持ちが湧いてきていた

だからほんとうは今の状況に
がっかりしても良さそうなものだけど
飛行機に乗ってどこへも行けないことに
全く悲観していない自分がいる


それより今は
少しでも安心できる選択をしていたい

自分の中に溜まった
不安と緊張を減らすのは
自分自身にしかできないのだから



2020年4月2日木曜日

4月2日




人の命は儚くて

その上父と母が残した物は
あっけなく捨てられる

本人にどんなに思い入れがあろうとも

でもその思い入れは伝わってきて
残された者のこころには残るよ




今月中に山に帰ることにしたけど
帰ってからまた自主隔離

おじいちゃんおばあちゃんが守ってきた
静かな村に自分が帰ることにより
感染が広がるなんてそんな惨劇
笑えない 見たくない

待っていてくれるからこそ
焦らずに
うずうずしながら
みんなに会える日を待ちたい



2020年4月1日水曜日

4月1日




必要なものはだいたいいつも
すぐ近くにあるよね 笑



自主隔離しながら
実家の片付けをちゃくちゃくとこなし
そろそろ山に帰ろうと思う

もうすぐ帰れるのだけど
なるべく早く
すごく帰りたいと思う日々

なぜなら世の中が激変しても
自然は何も変わらず営まれているから

山で緑に包まれて安心したいと
自分は思っているのだろう


でもその激変も
自然の営みの中で起きているのだから
必ず移り変わって
過ぎ去る時が来る

だから今
自分に与えられた場所で
できることやるべきことを
見つけてやってみる

するとここも
緑の中なのだということも
同時に見えてくるもんだ