2018年7月27日金曜日

7月27日




認知症の薬のことは
調べるといろいろ出てくるのだけど
症状を遅らせるもの  という定義で
治すためのものではないようで

その上副作用もあったりして
飲ませる量によっては
逆効果になったりする


父も処方されるままに飲ませていたら
強すぎたような雰囲気で
幻視が悪化してるように感じたので
小さな錠剤をよんとうぶんして
ほんの小さなひとかけらだけ
野菜ジュースに混ぜて飲ませている

一応お医者さんにも報告してある

そうするようになってから
父は徘徊しなくなってきた


幻視モードの日は
相変わらず言ってることはちんぷんかんぷんだし
幻視のお客さんもたくさん来てるけど
クッションが話し相手だし
夜中におめかししたりしてるけど
穏やかに普通の日常を過ごせるようになった

不安になるような表情をしたり
困った行動を取らなくなった


ケンチャンのお姉ちゃんは
ヘルパーの仕事をしているので
認知症の症状を遅らせることは
本人にとって  良いことあるのかなって
投げかけてみた

お姉ちゃんは  薬を飲むことは
その人の命を永らえさせることになると思う
と言った

そうか  そういう考え方もあるのか

ものごとはいつも
いろんな角度と距離から見る必要があり
時に頭を混乱させるけど
なるべく介護する側の都合より
父の方から見ていたい

ブーブー言われながらも
そのつもりなつもり



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