リハビリの時間に
手紙を書いたという母
父と私に宛てた手紙だったそう
ピンクの薄い紙
その辺にあるよ
と言うけど
どこを探してもない
こういうことが 時々ある
母の頭の中で繰り広げられる現実
一応付き合ってあげている
でも ほんとの現実の話をしようとすると
意識的にか無意識か
さらっと違う話をしてきて
私には付き合ってくれない母
母の未来は私の未来でもあるんだけど
言われたくないことから
逃避しているようにも見える
未来が見えてこないと
それとも見えてるからか余計に
村が恋しくなる
窓からは木と空しか見えない
山の中の家
大好きでずっと一緒に暮らしたかった人達
考えてもどうにもならないことを
考えたって悲しいだけだな
今ここに既にある良いことに
ちゃんと目を向けなきゃあ
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