2019年4月25日木曜日

4月25日




父が誰かと話している

ときには楽しそうに

ときには困ってそうに

ときには怒ってそうに


いつも誰かが側にいるようで
寂しそうでないのが良い

私は小さい頃からずっと
父がひとりでいるのが
なぜだかとてもかわいそうだったから


小学校の夏休みや冬休み
家族で両親の田舎の長野に帰るのだけど
いつも父は仕事があるので
母と弟と私は
先に田舎に帰って
父がお盆やお正月に
仕事を終えて後から来るのを待った

いつも私は
父が家にひとりでいるのを
想像してはかわいそうだと思った

父がひとりでいて寂しかったのかどうかは
今でもわからないのだけど


父がひとりだと寂しいと思うのは
私の勝手な思い込みかもしれない

もちろんみんな
ひとりだと寂しいけど
私が思ってるほどかどうかはわからない

父はその頃も今も
いつも誰かが側にいて
寂しいと思う暇なんて
ないのかもしれない


私はその私のものの見方を
一度洗い流して
クリアなレンズで見れるようになりたい

それは父のためでもあり
自分のために


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