2013年11月26日火曜日

コンクリートメイキングストーリー




みなさんのおかげさまがたくさん積み重なって
パン工房の床にコンクリートを打てました


つるりと平らなコンクリートに仕上がるまで
こんなにもたくさんの行程があるなんて
思ってもみなかった

静かな表面の下に広がる
たくさんの作業の重なり合いを思い起こしながら
これからこの床の上でパンを焼いていくのは
感慨深いものがありそうです




室内が暗いので 写真のブレはご勘弁☆

瞑想コースの奉仕と同じモチベーションで
時々お手伝いに来てくれるカマカリさん

いつも大阪土産のお菓子を持って
私達を楽しませに来てくれます


ハツる って言うんだって

ががががっと崩す作業

機械のことも
ハツリと呼んでた


工房に段差ができてしまうので
一度コンクリートを撤去して
打ち直します




ハツッたら土が出てきた

やっぱりここも地球の上にあるんだー

コンクリートに包まれた都会も
掘り起こせば土の上なんだー
なんて ふと思う


そしてコンクリートを打つ前日

土の上にビニールシートを敷いて

ビニールシートをとめる金具も
ひとつひとつ針金から作った

その上に金網を乗せて

金網同士を細い針金でくくりつけて


金網の下にコンクリートキューブを敷いていく


少しだけだけど手伝ったら
けんが徹夜しなくてすんだ

今までずっと
ひとりで作業させてしまっていた

私がちょっとだけでも手伝えたら
大きく進行するんだな。。

私もひとりで作業するのが好きだけど
ときにはやっぱり ひとりよりふたり だね




そして当日 雨が懸念されていましたが
なんとか小雨程度で留まっていてくれた


ひとりよりふたり

ふたりよりよにん!

ニライ工房のハイラさんが
やすおさんも連れきてくれて
「コンクリート打ち教室」をしに来てくれた!!


生コン屋さんに来てもらって
900キロのコンクリートを 3回に分けて運ぶ


ニセコでの除雪の経験が活かされるって・笑
 
嬉しそうに笑ってた:)


途中私も参加したので写真撮れなかったけど
一杯一杯コンクリートを運び込み
少しずつ埋めていく

棒でトントン刺してガス抜きしたり

チョハッカイが持ってる
フォークみたいな道具でペンペンしたりして

やがてはハイラさん手作りの道具で表面を均していく




3人の息は お世辞じゃなくバッチリ

ハイラさんの指示で
コンクリートの隙間を埋めていくように
作業の隙間も上手い具合に埋まっていく



ハイラさんは実は
去年ニセコのおうちに
パン合宿に来てくれたんだった→

それから私のことを師匠と呼ぶので困ってるんだけど・笑
代わりにハイラさんのこと棟梁って呼んじゃおうか


ハイラさんが育てた野菜達もたくさん持って来てくれて


もうね お返しが追いつかないよ

ひとまずハイラさんとやすおさんとカマカリさんには
カルナーのパン第一号を食べてもらわなくちゃね

困った 今はそれしか思い浮かばないや。。





けんを見守るハイラ先生


インドでは
先生にはちゃんと授業料を払わないと身に付かない
という 言い伝えがあるらしい

でもハイラ先生は
授業料はいらないって言うのです

そしたらやっぱり
私はあれを送るかな。。。フフ




そして 余ったコンクリートを
うちに上がる坂道の途中の
道路が崩れてるところに埋め込む

ちょうど雨も小降りになって


仕上げにほうきで筋を入れて
タイヤが滑るのを予防して

ああ 完璧!


あとは夜な夜な 仕上げをして完成


私には
「思いやり」が集まって固まってるように見えるよ


これでカルナーの土台ができました


みなさん 本当に本当にありがとう


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