2018年5月4日金曜日

5月4日



父の幻視は  2日間現れて
2日間消えている
という感じのペースでやって来る

幻視が出てる間は
夜も邪魔されて眠れないので
2日目には疲れ切って
次の日には倒れて寝込む

寝込んだ日は本来の父に戻るので
しんどそうだけど
普通に話ができる

前は2、3日寝込んだけど
最近は丸1日寝込んだら
次の日は比較的クリアに1日過ごす
そしてその日の夜くらいから
また幻視が始まる


幻視の日は  言語障害も出て
何を言ってるのか全然わからなくなる

こちらから話題を投げかけても
大体スルーされてしまう

こっちもスルーしたいくらいだけど
父の見てる世界の話を聞いてほしいようで
ノンストップで説明してくるので
仕方なく耳を傾けてみるけど
全然言葉が聞き取れないのでウンザリする


幻視の対応の仕方も
否定すると傷つくので付き合ってあげる
と書いてあったり
幻視だよと教えてあげる  と書いてあったり
いろいろなので  両方やってみる

今日はまたウザかったので
パパ!  しっかりしろ!  目を覚ませー!
と怒ってみたら
我に返ってくれた

うちの母は
かかあ天下で鬼ヨメだったので
ちょっとくらいキツイこと言っても
父は傷つかないと思う  笑


2018年5月3日木曜日

5月3日



レビー小体型認知症の
特徴的症状である幻視は
初期に見られる症状だそうで
幻視がはげしい父は
一応まだ初期だという

レビーはうつも伴うそうで
その上幻視もあるものだから
うつ病や統合失調症と誤診され
抗精神薬を処方され
状態が悪くなることが問題視されているそう

レビーは薬の副作用が出やすいのも
ひとつの特徴らしい

父も始め  うつと診断されたけど
薬嫌いが功を奏し
副作用からは免れてきた

でも
今父が飲んでいる
数少ないレビーに対応している薬も
効果が出るのにちょうど良い量の振り幅が
とても狭い上に  人によって違うらしい

量や体質によっては
症状が悪化する場合もあったり

その上効果が安定するまで
3ヶ月くらいはかかるって

薬の扱いは  ただでさえ難しいのに
いろいろややこしくて
飲ませる方も神経を使う

その上薬を飲んでいても
症状を抑えることはできても
結局は進行していってしまうという


考えると
なにがなんだか
わからなくなるので
今日は強風
吹かれてみよう


2018年5月1日火曜日

5月1日



貧血気味な父が
「レバーを食べる  買ってきて」
と言ったので
今日は出かけられた

たまってたやることを
一通りやってしまいたくて
大船駅周辺をウロウロしていたら
あっという間に時間が経ってしまって
行きたかったケーキ屋さんに行くのは諦めた


家に帰ると  今日は気持ちが良いと言って
珍しくパジャマを脱いで
洋服に着替えていた父

相変わらずの症状は出てるけど
今日はクリアで元気な日

寝込む日が減ってる気がする
薬を飲み始めて1ヶ月
ほんの少しだけ効果が出てきてるのかな?


父が自分の病気についての
本を読むようになってきた

自分の病気を受け入れようとするようになった
薬も嫌がらず飲むようになってきた
やっと  このままじゃああかん
と思うようになってきた


「レビー」がなかなか
覚えられないみたいだけど

レビー小体型認知症であることが
わかってきた父

レビーはクリアな日と認知症な日が
代わりばんこにやって来る

クリアな日に
自分が認知症であることを受け止める

「あっち側の世界」が
自分の脳が見せてる幻視だということを
楽しそうに(その最中は大変そうだけど)客観視する

なかなか父らしい病気になったのかもしれない