2019年10月19日土曜日

10月19日




父の肺炎が回復してきたようで
熱も下がり
呼吸が穏やかになってきた

もうあまり苦しくなさそうで
寝息を立てて眠っているよう


でももう
時々目を開けたり
少し手を動かすくらいで
意識が戻ってくることはなくなった

昨日の血液検査の結果では
腎不全の状態で
意識障害も起こしているとのこと

もう 肺炎だけが原因で
朦朧としているのではないようだ



台風一過で転がるように今に至り
最後まで家にいること
父が本当に望んだのかは
確認できなかったけど

認知症になってからも
「もう癌になっても治療はしないよ」
と言っていた父の言葉が残っていて
往診の先生や訪問看護師さんや
ヘルパーさんに助けてもらって
ずっと家にいられることになったことを
父も喜んでいてくれると願う


いつも幻視で
「インド人のお医者さんが来てる」とか
「今日手術したんだ」とか言ってたので
苦しいときには
病室にいると思ってくれて
そうじゃないときは
家にいられてホッとする と
無意識でも
都合の良い感じで
思っていてくれたらいいな


これからは
父が安心していられることに
ただただこころを尽くしたい

ほんとうに
ただ側にいるだけだけど






母の最後の2ヶ月半の日々も→

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