山の中は苔だらけ
産まれたての赤ちゃんだろうか
苔の赤ちゃんもかわいいな
赤ちゃんは赤ちゃんとして存在する時間は
ほんとうに短くて
あっという間に赤ちゃんから
子供の顔に変わっていく
そのうち喋り出す
子供もかわいいけど
子供と接するのは緊張する
育てたこともないし
どこまでわかってて
どこまでわかってないのか
良くわからないので
こちらは考え過ぎてしまって
うまく話せなくなる
でも赤ちゃんは
言葉とかじゃないし
何を言ったって全部受け止めてくれるというか
受け止めないでいてくれるというか
自分の気持ちだけでいられる
一方的に注ぐことができる
受け取るものもきっと
自分の中にあるものだけで
それは産まれて少しの間の人と
死にゆく人としかできない
尊い会話なのかもしれない
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