2020年12月6日日曜日

12月6日

 


山の中は苔だらけ



産まれたての赤ちゃんだろうか

苔の赤ちゃんもかわいいな





赤ちゃんは赤ちゃんとして存在する時間は

ほんとうに短くて

あっという間に赤ちゃんから

子供の顔に変わっていく

そのうち喋り出す



子供もかわいいけど

子供と接するのは緊張する



育てたこともないし

どこまでわかってて

どこまでわかってないのか

良くわからないので

こちらは考え過ぎてしまって

うまく話せなくなる



でも赤ちゃんは

言葉とかじゃないし

何を言ったって全部受け止めてくれるというか

受け止めないでいてくれるというか

自分の気持ちだけでいられる

一方的に注ぐことができる

受け取るものもきっと

自分の中にあるものだけで



それは産まれて少しの間の人と

死にゆく人としかできない

尊い会話なのかもしれない



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