2017年10月15日日曜日

全うするということ




栗にかぼちゃにいちじくに

そろそろさつまいもも
甘みが乗ってきたかな

黒豆の枝豆もどっさり集まってきて
秋の恵みのおいしさに
ただただありがたいばかりです


畑やたんぼは 憧れだけど
今はせっせとパンを 役割だと思って焼いていたら
わらしべ長者みたいに 受け取るものもプクプクとふくらんで
喜びも何倍にもなって返ってくるのかもなあ と

悩んだり迷ったり喜んだりしながら命は
人が果たし切るまで続いていくのかもな




村のおじいちゃんが亡くなった

今年に入ってから 病気でもないのに
わしはもうすぐ死ぬんじゃ と言って
きれい好きなおじいちゃんだけあって
身の回りをきれいに片付けて
入院生活はほんのわずかだった

最後に私にもたくさんのじゃがいもを
うちのは大きいやろ〜 と
うれしそうに分けてくれた


いつもおしゃれだったおじいちゃん
最後も素敵なスーツを着せてもらって
とても穏やかで幸せそうなお顔をしていた

きっといろんなことがあった人生だったろうけど
あんなに安らかなお顔を見せてもらえて
この村で静かに生きていくことは
今の私に大きな意味があるのだろうと思った



来年100歳のおばあちゃんもいるし
まだまだたくさん学びたいから
みんなにはまだまだ元気でいてほしいな
お天道さま お月さま 風さん 水さん
ご協力お願いします


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