さなぶり
「さなぼり」
「5月28日に氏神さんでさなぼりをします。お参りください。」と各戸へ区長からふれがきた。コシヒカリなどの早稲地域である但馬、丹波や北播州では、5月に田植えを終え5月中下旬から6月上旬が「さなぼり」の行事である。県南部では、水利をため池に依存しているため、田植えは梅雨期の6月になる。
「さなぼり」は私達の地方の呼び名であり、辞典では「さのぼり」で田植えの終わりに田の神を送る祭り。転じて、田植えじまいのお祝い、農事の休日を言う。さなぶり、さなぼりとも言う。「さのぼり」の「さ」は神を意味し、早乙女(さおとめ)、早苗(さなえ)の「さ」も神を意味する。テレビのニュースなどで稀に、田植え祭りの行事が紹介されることがある。その田植え祭りで早乙女が早苗を植えるのは、神になりかわった乙女が神から授かった水稲の苗を植えることを象徴していると言われている。
私の田舎では、今も「さなぼり」の伝統行事がなんの抵抗もなく続けられている。しかも非農家も含めての区民全員の行事で氏神様へお参りして、祝詞(のりと)をあげ、お供えした神餞(しんせん)・・御神酒、つまみなど・・を頂き、それを飲食しながら情報交換し、村人の親睦をはかっている。これが楽しいことで、「○○さんが、酒気帯び運転で30万円とられた。」「△△さんの息子がべっぴんさんと結婚した。どこで探してきたのかなあ。」「台風災害復旧で仕事は忙しいが、給料は高くならん。どこがもうけているのかなあ。」とか、近在の情報が沢山語られる。
また、神様への田植えが無事終わった感謝と秋の豊作を祈念することと田植えという農繁期が終わったと言う区切りでもある。・・さあ、これから本格的な夏を迎える。気構えのときでもある。
「5月28日に氏神さんでさなぼりをします。お参りください。」と各戸へ区長からふれがきた。コシヒカリなどの早稲地域である但馬、丹波や北播州では、5月に田植えを終え5月中下旬から6月上旬が「さなぼり」の行事である。県南部では、水利をため池に依存しているため、田植えは梅雨期の6月になる。
「さなぼり」は私達の地方の呼び名であり、辞典では「さのぼり」で田植えの終わりに田の神を送る祭り。転じて、田植えじまいのお祝い、農事の休日を言う。さなぶり、さなぼりとも言う。「さのぼり」の「さ」は神を意味し、早乙女(さおとめ)、早苗(さなえ)の「さ」も神を意味する。テレビのニュースなどで稀に、田植え祭りの行事が紹介されることがある。その田植え祭りで早乙女が早苗を植えるのは、神になりかわった乙女が神から授かった水稲の苗を植えることを象徴していると言われている。
私の田舎では、今も「さなぼり」の伝統行事がなんの抵抗もなく続けられている。しかも非農家も含めての区民全員の行事で氏神様へお参りして、祝詞(のりと)をあげ、お供えした神餞(しんせん)・・御神酒、つまみなど・・を頂き、それを飲食しながら情報交換し、村人の親睦をはかっている。これが楽しいことで、「○○さんが、酒気帯び運転で30万円とられた。」「△△さんの息子がべっぴんさんと結婚した。どこで探してきたのかなあ。」「台風災害復旧で仕事は忙しいが、給料は高くならん。どこがもうけているのかなあ。」とか、近在の情報が沢山語られる。
また、神様への田植えが無事終わった感謝と秋の豊作を祈念することと田植えという農繁期が終わったと言う区切りでもある。・・さあ、これから本格的な夏を迎える。気構えのときでもある。
「さなぶり」とは簡単に言えば、田植えを終えた祝いのことです。 田植えを無事に終えたことを神さまに感謝し、人にも感謝し宴が催されます。
初めて参加したさなぶり会
村のおじいちゃんおばあちゃんの時代の
懐かしのレコードが集まり
レコード鑑賞会になった
もう 稲の穂にはたくさんのつぶつぶが実り
来月には収穫が始まる
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